■ サ イ モ ン ト ン 療 法 に つ い て
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サイモントン療法は米国の心理社会腫瘍学の権威カール・サイモントン博士 ( O. CARL SIMONTON, M.D.)により開発された、がん患者さんとそのサポーター(家族
等) のためのヒーリングプログラムです。 近年ではがんのみならず、ストレスに起因するさまざまな病気に対し 『癒し』 のプログラムが提供されています。
サイモントン博士は米国では学会認定の放射線腫瘍医として、癌治療の第一線を行くドクターでしたが、臨床の場で多くの患者さんの治療を重ねるにつれ、似た症状の患者さんでも、回復力に雲泥の差がみられるという矛盾を何度と無く目の当たりにすることになり、自分の施す医療に行き詰まりを感じるようになりました。診断が同じ患者さんに対して同じ治療を行っているにも関わらず、成果が出て健康を取り戻す患者さんと、全く成果が出ずに、死を迎える患者さんとにわかれるのです。 |
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ここで、患者さんの精神・心理状態が病気や治癒の過程に大きな違いをつくるということを認識します。希望をもって治療や日常生活に取り組む患者さんと、絶望感に苛まれながらそうする患者さんでは病気の回復に大きな差が出たのです。
古来より日本では「病は気から」という言葉に表わされるように、心身一如の概念が文化として定着していましたが、そんな日本でも西洋医学の分野では心と体は一切関係がないという立場が長年とられてきました。現代では様々な科学的研究により、精神面(心理面)、感情面が人間の免疫機能に大きな影響を及ぼしていることが証明されるようになりましたが、残念なことに、精神・心理面をサポート・強化するのに有効な療法やプログラムは、既存医学の臨床現場では体系的に取り入れられていないのが現状です。
病気というものは、その症状が緩和される、あるいは治まるだけでは治癒とはいえません。物理的に癌細胞が死滅するだけでなく、その癌細胞をつくりあげた原因から癒さなければならないのです。WHO(世界保健機関)の健康の定義にもあるように、私達は心も体も社会面もそして魂も〜すなわち人間そのものが健全なバランスを取り戻して、初めて真の健康が得られます。
サイモントン博士は現代医学の盲点にメスを入れるべく、真の癒しを追求し続け、プログラムを開発。過去37年間に渡り、癌治療の分野において、また、近年では癌治療のみならず、ストレスが原因となるさまざまな病気・症状の治癒において多大な貢献をしております。
サイモントン療法はベストセラーとなる書籍が出版された後、がんのイメージ療法でその名が知れ渡るようになりました。現在もより洗練されたプログラムの拡充を図るべく、改良が重ね続けられており、イメージ療法のみならず、多方面から包括的、体系的に健康へのアプローチがされています。
これまでに、アメリカ及びヨーロッパ各国でプログラムが提供されてきましたが、日本でも2003年より当NPOが設立され、定期的なサイモントン療法のプログラムが提供可能となりました。
また、日本では2007年度より、文部科学省の『がんプロフェッショナル養成プラン』を基盤とした取り組みに採択され、医学・看護系大学での研修会・講義が行われております。
2008年度には『地域がん診療拠点病院』と連携し、カウンセリングの提供、患者会の開催などを行っており、さらに国公立及び私立の各医学部・看護学部での講義、がんセンターでの勉強会等も始まっております。
サイモントン療法はカール・サイモントン博士認可の機関(日本では当NPO法人のみ)で正式にトレーニングを受け、認可を受けているセラピストのみが行うことが許可されています。サイモントン療法認定セラピスト、またはインターン(研修生)に関してはNPO法人サイモントンジャパン事務局までお問い合わせください。
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